傾聴型業務可視化ソリューション Deep Listening+ Consulting を提供開始
株式会社こころみ(本社:東京都港区、代表取締役社長:神山晃男)は、これまで BtoC事業, BtoB事業で培ってきた「聞き上手」×「ビジネスコンサルティング」のノウハウ・方法論を体系化し、Deep Listening+ Consulting(ディープリスニングコンサルティング)として提供を開始しました。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000009237.html
■Deep Listening+ Consulting(ディープリスニングコンサルティング)の概要
傾聴型業務可視化ソリューション Deep Listening+ Consulting(ディープリスニングコンサルティング)とは、こころみがBtoC事業である 自分史作成サービス『親の雑誌』および会話型高齢者見守りサービス『つながりプラス』において800人以上とのインタビューの中で培った「聞き上手」の技術を、ビジネスコンサルティングの現場において応用・発展させ、体系化したノウハウです。ビジネスインタビューを通じて話し手との信頼関係を構築し本音を引き出すことで、形式的な業務プロセスの把握にとどまらず、表に出づらい悩みや組織的な課題などの実態を把握できます。そして把握された内容から客観的状況や意味合いを論理的に理解することで、業務と課題の可視化、暗黙知の可視化と共有を可能にします。
Deep Listeining+ Consulting の最大の強みは、正しく実態を把握することで業務と課題を可視化すること、および信頼関係構築により現場の抵抗など変革の壁を取り払えることです。
<業務と課題の可視化>
業務と課題の可視化は、業務の改善・変革における最初の一手として重要であるものの、やり切ることは難しいと言われます。
- 話し手と利害関係のある社内メンバーによるヒアリングでは本音を引き出せず、実態を把握しづらい。特に、話し手にとって不利なことや、人や組織が絡む内容ほど難しい。
- 社内の業務を広く理解し、人の話を上手に聞き出し、論理的に整理できる人材は、多くの場合活躍人材であり、多忙すぎて業務と課題の可視化に時間を割けない。
- ハイレベルなコンサルタントの場合、解決策を念頭に話を聞く傾向があり、話し手の感情に寄り添う共感的理解を目的としないため、本音を引き出す信頼関係を構築できない。
- 感情に寄り添い話し手の成長を支援するカウンセリングやコーチングでは、業務と課題を構造的に可視化できない。
これらを解決するディープリスニングの技術とは
- 話し手の客観的状況や発言の意味合いを正確に把握する論理的理解
- 話し手と信頼関係を構築し 、話し手の味方になることで情報を網羅的・定性的に収集する共感的理解
を両立させる「聞く」技術です。
最高の聞き手による独自の聞き取りにより、正しく実態を反映した業務と課題の可視化が実現できます。
<変革の壁を取り払う>
組織が進めたい変革を阻む壁は様々ありますが、多くの組織が直面するのは「課題把握の壁」「ツールありきの壁」「抵抗勢力の壁」「リソース/スキルの壁」です。
「AIを導入する」「RPAで効率化する」など特定の技術やツールを入れる前提があり、解決すべき課題を明確にしないまま導入を進めたため成果が得られないケースや、営業改革を行うべくSFAを導入したものの成果が出る前に現場の強い抵抗で頓挫したケースなど、多くの組織が変革を進める難しさに直面しています。
DL+ Consultingは、インタビューを通じて全ての話し手に心理的安全を提供し信頼関係を構築することで変革の理解者を増やすとともに、プロジェクトを通じて変革のスキルとマインドを組織に醸成することで、これらの壁を取り払い、変革推進の支援を行います。
■Deep Listeining+ Consulting(ディープリスニングコンサルティング)の特徴
<特徴1> 800人以上をインタビューしてきた「傾聴力」と「信頼関係」
心理的アプローチを用いたインタビューを通じて、話し手の心理的安全と信頼関係を構築します。話し手の持つ定量的な情報、課題感、不満や希望などの思いを引き出すことが可能です。
さらに現場を含めた変革に関わるすべての人々を味方にすることで、単なる可視化にとどまらず変革を実現します。
<特徴2> 形式知と暗黙知を整理し論理的に構造化する「見える化手法」
形式知と暗黙知を収集する対話手法により要素を集め、目的にそって論理的に整理する構造化の手法があります。
業務一覧・業務フロー図・課題一覧それぞれに過去事例より最適化されたフォーマットおよび標準的な業務項目が準備されており、また質問から詳細項目入力にいたる21の方法論を元に専門の教育を受けたインタビュアーが担当します。
<特徴3> 多様な領域の経験を持つ「聞くプロ」たち
ディープリスニングコンサルティングのコンサルタントたちはM&A/経営/マーケティング/DX/カスタマーサクセス/人事など様々なバックボーンを持っています。
それぞれの分野で行われる業務改善の知見と経験をもったプロフェッショナルが業務可視化と変革の支援を担います。
■DX推進・PMI・業務改革など企業の変革を支援してきた実績
これまでにディープリスニングコンサルティングのノウハウを投入し支援してきたプロジェクトの例は以下の通りです。
- 上場小売企業の顧客接点系業務におけるDX推進・システム刷新プロジェクトにおける現状業務と課題の可視化およびTo-be(あるべき姿)モデルの構築と導入プロジェクト支援
- 上場運送企業の企業買収後のPMI(企業統合)プロジェクトにおける被買収企業の管理業務の効率化とシステム統合のための業務可視化
- 上場コンサルティング企業の事業拡大フェーズにおける管理業務の効率化を目的とした業務工数とボトルネックおよび課題の可視化
- システム開発会社の営業とバックオフィス部門のコスト削減プロジェクトにおいて、業務プロセス課題だけでなく、把握されていなかった高負荷業務や組織課題の把握
企業の業務と課題の可視化・変革推進の支援に特化し、企業の事業価値創出に成果を上げてまいりました。
■株式会社こころみについて
株式会社こころみは「すべての孤独と孤立なくす」ことを目的に2013年6月に設立されました。超高齢社会、都市化に伴う孤立、ITテクノロジーの発展による情報格差などから生じる社会的課題をコミュニケーションの力によって解決します。 2014年2月より、一人暮らし高齢者向け会話サービス「つながりプラス」の提供を開始、2015年5月より親のための自分史作成サービス「親の雑誌」の提供、2018年8月よりインタビュー社史作成サービス「創業の雑誌」を開始しました。また、企業向けサービスとして2017年10月より高齢者会話メソッドによるロボット・スマートスピーカー・チャットボット向け会話シナリオ開発を提供・各種コンサルティングサービスの提供を行っております。
代表者:代表取締役社長 神山晃男
本 社:〒107-6229 東京都港区赤坂9丁目7-1 ミッドタウン・タワー29階
設 立:2013年6月17日
URL:https://cocolomi.co.jp/
事業内容:企業向け業務可視化サービス/ナレッジシェアリング, 自分史作成サービス, 人材教育サービス, 高齢者関連ロボットやチャットの会話シナリオ開発支援
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